松桜閣管理事務所にて販売しています。 ①松桜閣(造形)ストラップ 1,000円②松桜閣玉(小)ストラップ 2,000円③…
富山県の東の玄関口、北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」のある若栗地区には、先人達が育んだ歴史や遺産が数多く残されています。季節ごとに移り変わる史跡を、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
富山県の東の玄関口、北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」のある若栗地区には、先人達が育んだ歴史や遺産が数多く残されています。季節ごとに移り変わる史跡を、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
富山県の東の玄関口、北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」のある若栗地区には、先人達が育んだ歴史や遺産が数多く残されています。季節ごとに移り変わる史跡を、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
むかし、承和2年(835)仁明天皇のころ、若栗の東方にある黒部山のかなたから一かたまりの雲気(雲や霧の移動)があらわれては、その瑞雲(めでたいしるしの雲)がこの地をさしてくるので、「これは神様のことわりであろう。」と天子様にお伝えしたところ、「この地を開墾すれば、居村の幸福になる。」と知らされた。一同歓喜しあい、八体の神様をまつり、開墾に励めども、原野渺渺(広々とはてしのないようす)としたうえに、神代から巨大な栗の木がありました。 栗の木の高さは、500尋(500m以上)もあって、その影は、朝日がさすと新治のはて(生地の方)まで、夕日がさすと三味の郷(舟見の方)までとどくほどで、植えた作物はみのらず、とうとう切り倒すことにしました。すると、そのあとから数万本の栗の若芽が生え繁茂したので承和9年(842)、村の名を若栗と改めました。(若栗村史より転載)